その他

2009年10月29日


  年の瀬も近づき、そろそろ文房具売り場などでは、来年のカレンダーや手帳のコーナーが作られる季節になりました。 この季節になると、以前から考えていたことなのですが、自分の地図コレクションの中から、 現況図ではなくなった古い地形図を利用し、 なおかつ、 自分のお気に入りの地図の場所を使って手帳のカバーを “ 地図 ” で作ってみたいと思っていました。
  そこで、今回用意したのは20万分1から2万5千分1までの地形図です。もともと、20万分1地勢図は6色刷りで、見た目にもきれいなのである島全体をいれてカバーを作りたいと考えていました。
notebook01









  まず、地勢図の紙の大きさや、カパーの中心となる地勢図の島全体の位置などを確認した後、それにあう大きさの手帳をあれこれと探します。 1年間大事に使う手帳ですので、自分なりに妥協せず、やっとの思い出探しあてることができました。 その手帳のカバーを外したところが、下記の写真です。
notebook02
手帳を写真のように3つに分解した後、サイズを合わせて切る作業になります。
notebook03 表と裏表紙にくる図と手帳のサイズを考えながら裁断面を決めます。
この作業をしながら、地図のどの場所 にしようかなと考える時が、地図好 きにとってたまらないものです。


完成まで、あと少し?
次に、もとのカバーと地図で作ったカバーサイズが合っているかを簡単に確認します。
notebook04









後は、手帳にかぶせて確認します。
notebook05









             これで完成!!
notebook06折り返しの部
分に島を配置
してみました。







 
 今回は、島全体を見せたかったので20万分1地勢図を使いました。 手帳のサイズと使いたい地図の柄があわずに断念した地図もあり、これはなかなか奥が深いかもしれません。
 次は2万5千分1地形図で綺麗な等高線を使って作ろうなどと、いろいろと考えてみるのも、地形図の楽しみ方の一つではないでしょうか。古くなった地形図を捨てるのは、もったいないです。

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jmceki at 13:15 

2009年09月18日


タイトルは、先日9作目が発売されたゲーム「ドラゴンクエスト」からのネーミングです。
01 ゲーム  ロールプレインゲーム(RPG)と呼ばれるジャンルは、自分が主人公になって広いダンジョンや世界を冒険するゲームです。
 そこでは、自分が今まで歩いてきた道をマッピング ( 地図化 ) する必要があります。  特にダンジョンでは、同じ場所を行き来することも多く、テレビゲーム (その昔はPCゲーム) 初期のころは、方眼紙を片手に一歩進むごとに地図を作って遊んでいたものです。そんなゲームの達人のなかには、「 地図職人 」 なるスペシャリストまでいて、地図を活用させてもらうことも多くありました。今では自動で地図を作ってくれるソフトも多く、自分で地図を書くことはほとんど無くなりました。楽になったのと寂しさとなんとも複雑な気分になるものです。
  最近、地図を使わない人が多いともいわれていますが、ゲームの世界では、今でも 「宝の地図」や 「未知なる島の地図」などで使われています。ということは、地図 (マップ)を使うゲームをする人は、気が付かないうちに地図に接しているわけなのです。現実の世界でも“ もっともっと地図の楽しさを知り ” 地図を使って欲しいものだと、つくづく感じるこの時勢です。

            ゲームに負けない面白さがそこにあります!!
                   02 地図と子供


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jmceki at 16:30 

2009年09月01日

 
   もともと本好きの人にとって、書店は危険地帯と思える場所です。 書店に行くと必ず、いつもの通り新刊 コーナーからお気に入りの作家の棚をまわり、文庫 コーナーを通って雑誌を眺めるいつもの順番。 皆さんもお気に入りの コースがあると思います。 続いて地図&旅行関連 コーナーで地図を見ながら、その場所に行った気になったりします。 それでも地図を見ている間は、現実からの逃避か?妄想か?本当に楽しいものです。もちろん、実際に旅へ行く準備として地図やガイドブックを買うこともあるでしょう。
  そんな書店にもちょっとした地図があります。それは、店内案内図です。 百貨店などにもありますが、これは物がどこの位置に配置されているか、またはその売り場に行く道順は、最短の距離はなどを判断する立派な地図の一つではないでしょうか。
  その本屋で 「キャンセルされた街の案内」 という小説がたまたま目に留まりました。 なぜかと言うと、装丁に地図が描かれているからです。 地図愛好家の者にとって、つい興味をそそられ思わず手に取りそのままレジに行ってしまいました。 文章よりもまずご覧頂きましょう。

表紙が透明窓付きの封筒になっていて、その窓から地図が見えるデザイン!!  P1000377                       
P1000376
         表       紙           カバーを外して広げてみると

どうやら装丁の地図はオリジナルらしく、物語に関係のある場所の注記が入っています。
P1000375
           物語に出てくる場所が!!

全十篇からなる物語でありました。
そこに出てくる地名は、現実の世界にある地名です。表紙の地図は、 どうやらその物語から派生した場所をしるすための地図のようです。 しかし、本を読み進むと文章と地図が一つの因果関係になっているのではありませんか。  現実の地名がでてきて、地図とコラボレーションする効果は、まさに臨場感溢れる物語の世界を堪能することができます。  普段は気にしていない 「各物語の場所」 が地図になっていると不思議な感じになるものです。 これも新たな地図の楽しみ方の一つではないでしょうか。
                                                     462805                        








気になる方は、ぜひ一読を!!
キャンセルされた街の案内
 吉田修一 著 / 新潮社
  


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jmceki at 09:30 

2009年08月21日

 地図好き ( 特に山好き ) には色々なタイプの人がいます。 その中でも、特に等高線が “ キレイ ”  “ 好き ” と思う人がいます。隠す必要はありませんが、世の中には等高線の美しさが良いという人たちがたくさんいます。 そういう人たちのためにデザインバックをご紹介します。

 デザインの世界でも同じことを感じる人がいるらしく、Tシャツや自転車(ツールドレース用) 、バッグなども販売されいます。
その中の一つが、下の写真のバック ( ノースフェース ) です。地図を片手に、このバックを持てばあなたもかなり “ 地図愛好家 ” と見られるでしょう。

wt










やっぱり等高線は美しい!!

他に、黒地に白線やバックの形があるようです。
その他の写真

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jmceki at 10:30 
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