イベント

2015年09月04日

 一般財団法人日本地図センターでは、今年の夏も「夏休み地図教室2015」を開催しました。

 本イベントは、夏休み期間中の小学生およびその保護者の方々を対象に、地図や地理の世界に親しんでもらうことを目的に、毎年7月および8月に開催しています。

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 今年は、身近な部材を使って立体模型や地球儀を作ったり、都道府県の位置や特徴を自分たちで調べて学んでもらう企画を中心に構成しました。夏休みの自由研究の参考としていただくことも念頭に置いています。お子様だけでなく、保護者の方と一緒に協力して工作やゲームに取り組む姿が印象的でした。

 7月と8月の計6日間の開催期間中に、小学生と保護者の方を含め、延べ1,420名もの方々にご参加いただきました。皆様にはこの場を借りてお礼申し上げます。
 来年度の開催はまだ未定ですが、今後もこのようなイベントを通じ、地図の普及や地理教育の発展に取り組んでまいります。(T)



jmcblog at 11:26 

2014年12月22日

11月23日(日)に第22回地図地理検定が行われ、無事に終了しました。


検定は東京をはじめ、札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡で実施され、三連休の中日にもかかわらず各地で多くの方に受検していただきました。
団体受検では、3つの高等学校と1つの大学に受検していただきました。


現在、採点が終わり、結果の発送作業準備を行っています。採点の集計結果は、取りまとめが終わり次第、地図地理検定ウェブサイトにて公開します。第22回はどのような傾向が出るのか、事務局でもとても楽しみです。
受検された方は、結果が送付されるまで今しばらくお待ちください。



団体受検して下さった大阪府立岸和田高等学校では、校長先生のブログで試験の様子を紹介してくださいました。
ぜひブログを見てみてください。

岸和田高校:校長かわら版
http://kishiwada-hs.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-ff51.html




今回出題した問題の一部をご紹介したいと思います。


【一般】
問16.流域内に複数の国の領土を含む河川を「国際河川」といいます。下の4つの河川のうち、国際河川ではないものはどれですか。下の 銑い里Δ舛ら1つ選びなさい。

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▲罅璽侫薀謄浩
ナイル川
げ河

答え: (←カーソルで選択して色を反転させてください)

【専門】
問12.わが国における航海用地図について述べた文として、間違っているものはどれか。下の 銑い里Δ舛ら1つ選べ。

/綽爾隆霆猝漫覆垢覆錣楚綽0mの面)は、最低水面(最大干潮時の水面)とされている。
海岸線の位置は、最高水面(最大満潮時の水面)を基準としている。
3い砲かる橋の高さは、最高水面を基準としている。
た淬罎傍された灯台や島の高さは、地形図と同じく東京湾平均海面からの高さで表示されている。


答え: (←カーソルで選択して色を反転させてください)

(U)



jmcblog at 09:21 

2014年12月08日

北方領土(歯舞、色丹、国後、択捉)の詳細な地形図は、5万分の1については戦前作成された5万分の1地形図を基に衛星画像を使って修正し、平成4年に出されていました。25千分の1地形図については平成22年から順次発行され、平成267月に全ての図面合計76面がそろいました。このうち、色丹島と択捉島の47面が、多色刷りの新図式で書かれています。


 もちろん北方領土に行って測量等はできませんので、地形図に表示している道路や家屋などは地球観測衛星からデータを取って表示しています。そのため25千分の1地形図には、“この地形図は、地球観測衛星の画像上で判読できた道路、建物等を表示したものであり、北方領土問題に関する我が国の立場にいかなる影響を与えるものではない。”とのコメントが必ず書かれています。また地形図には経緯度は描かれていますが、三角点や水準点は非表示とされています。

 この北方領土の地図の現状を広く知っていただこうと、121日から(一財)日本地図センターの1階の展示室で、『北方領土の25千分の1地形図全国完成記念の企画展示』を開いています。北方領土の25千分の1地形図に特化したミニミニ地図展です。
 この企画展示では、すべての北方領土の25千分の1地形図を見ることができます。それらを見て全体としては自然が大きく残された地域であり、山の中に湖や池が多く、風光明媚なことなどを思いめぐることもできます。また北方領土の面積や最も広い湖の名前など、地形図にあらわされた内容についての説明もあります。企画展示は来年1月末日(予定)まで行っています。近くにお越しの折にはぜひお立ち寄りください。お待ちしております。


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jmcblog at 08:00 

2014年11月13日

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 本年9月中旬になりますが、渋谷区立代々木小学校にて、3年生を対象とした出前地図教室を実施しました。
 土曜日の保護者参観日に、1コマ目は児童だけで地図記号クイズを、2コマ目は親子でオリジナル地図マップ作成を行いました。

 地図記号クイズは、グループ対抗戦で行い、優勝チームにはささやかな景品を用意しました。なるべくグループごとに成績差がつくように難しい問題を用意したつもりでしたが、意外と正答率が高く、小学生の地図記号に対する知識の多さに驚きました。
 小中学校、交番、風車、保健所、発電所、煙突、消防署、裁判所、図書館、官公署の10個の地図記号を出題しました。正答率が低かったのは、裁判所と官公署くらいで、それ以外は、ほとんどのグループが正しく地図記号の名前を答えることができました。事前に行った先生とのミーティングでは、地図記号は4〜5個くらいしか教えていないとのことでしたが、これほど正答率が良いのは家で勉強したり、塾で習ったりするお子様が多いのだと思います。
 渋谷区のオリジナルマップ作成は、親子で作業を行いました。これは、当センターで実施している「夏休み地図教室」での内容を渋谷区バージョンにしたものです。最初に、国土地理院2万5千分1地形図から好きな地図記号を探し、マークをつけます。その次に、渋谷区の区境をトレーシングペーパーに写し取り、マークを付けた地図記号も書き込み、オリジナルマップが完成するという作業です。
 神社や寺院、病院、交番など、生活に馴染みがある地図記号が選ばれていました。お父さん、お母さんと一緒に相談しながら進めている姿が、とても印象に残りました。
 夏休み地図教室では主に地図好きのお子様が参加しますが、出前授業では必ずしも全員が地図好きという訳ではありません。しかし、少しの工夫と導入の仕方、手助けによって、興味をもってくれるようになるということが、今回の出前授業から分かりました。(U)



jmcblog at 08:30 

2013年12月04日

 1124日(日)に20回地図地理検定が行われました。全国7都市の会場の他、立正大学の大学生、東京都立豊島高等学校などの高校生が各団体それぞれが任意に設定した会場で実施されました。
 受検者は合わせて38010才から80才迄の幅広い年齢層からの参加者があり、全国的に天候に恵まれた各会場で、日頃鍛えた地図地理の知識を試していました。

検定会場の様子



 検定直後のツイッターを覗くと、次のようなつぶやきが見られました。

 地図地理検定をうけてきます。今回は初めて専門に挑戦します。専門はほんとうに難しいけど、今の自分を知るために頑張ります!!
(長崎県から埼玉県に移り住んだ大学生)
 地図地理検定、勉強するきっかけになればいいなと思って何となく受検するのに、結局勉強できてないし、他の受検者の方ガチで地理好きっぽいし、はやくもこころが折れそう(;_;)帰ったらできんかったとこ勉強しよ(ある広島の大学生)
 地図地理検定、合格まで1問たりんかった(>_<)しかも冷静に考えたら分かった問題が2問あって、めっちゃくちゃ悔しい!でも問題作りの視点が面白かったから授業に生かせそうだし、勉強する気おきたから満足(^^)(ある受検者)

などなど、皆、前向きな学生さん!

 それにしても無事終わってホッとしています。現在、採点と解説の案の作成中で、12月中旬を目処に認定証等が届くよう鋭意作業を行っています。



jmcblog at 10:39 

2013年11月06日

横浜市歴史博物館では、企画展「横浜市立大学コレクション古地図の世界 地球のかたちと万国の大地」を1124日まで開催中です。歴史地理学者・故鮎澤信太郎氏が収集した古地図で横浜市立大学に寄贈された地図など約60点が展示されています。
 全体的には、江戸時代の世界地図が中心ですが、こんな面白い地図もあります。

横浜市立大学コレクション古地図の世界 地球のかたちと万国の大地

●世界六大州(江戸時代 1853年以降刊)
  世界地図ですが、地図の周辺に「大人国」、「小人国」、「女人国」などの文字と人の姿が描かれています。
●万国航海図(江戸時代 1862年刊)
  宇宙から見ることができなかった時代に、これほど詳細に大陸の形がわかっていたのかと驚きます。
●マテオリッチ原図の坤輿万国全図(コンヨバンコクゼンズ)
  中国に渡来したイエズス会のイタリア人宣教師のマテオリッチが作った地図で、幻の大陸「メガランカ」が南極大陸から大きく伸びるように描かれています。
 

 一方、静嘉堂文庫美術館(東京都世田谷区)では、北海道の名付け親で幕末の北方探検家の松浦武四郎が残したコレクションが約600点所蔵されておりますが、そのうち125点が展示されています。展示は128日までです(詳細はこちら)。

注目されるのは、「東西蝦夷山川地理取調図(とうざいえぞさんせんちりとりしらべず)」で、多色刷りのこの地図は、1枚は経度緯度を1度ずつ区切ったもので、26枚を並べると縦2m40cm、横3m60cmの広さとなり、北海道、国後島、択捉島の地図となっています。伊能忠敬や間宮林蔵が測量した沿岸部のデータに、歩測とスケッチそれにアイヌの人々から得た情報に基づいて内陸部を詳細に表したものです。この地図では、川が流れる様子のほか山がある場所をケバで表現しています。



jmcblog at 08:30 

2013年09月04日

日本地図センターでは、7月27日〜31日(29日除く)および8月21日〜25日の計9日間にかけて、小学校3〜6年生とその保護者を対象とした夏休み地図教室を開催しました。

今年の夏休み地図教室には、小学生・保護者の方を合わせ、のべ1,867もの方々に参加頂きました。各講座では、地図に関する勉強だけでなく、3Dの富士山やミニ地球儀などの地図を使った工作の時間が設けられ、参加者は終始笑顔で取り組んでいました。

その他には、主対象とした学年にちなんだ簡単な問題も出題され、時には、保護者からは一人も正答者が出ない問題に対して、子供達から大勢の正答者がでるような場面もありました。

夏休み地図教室夏休み地図教室

講座の合間には、赤と青のフィルムで作られた立体メガネを手にした参加者が、会場に用意された3D地図の前に入れ替わり立ち寄り、飛び出して見える地図に驚きの声を上げていました。

夏休み地図教室夏休み地図教室

 参加者からは、帰り際に来年開催の有無を確認する声や、保護者同士で来年の参加を約束する姿なども見られ、今年の夏休み地図教室は、例年最大の参加者数に加え、参加頂いた皆様から好評をいただいて終了致しました。



jmcblog at 08:30 

2013年09月02日

研修会の様子

 マップ・リーダーという制度をご存知でしょうか?

 先日、8月19日(月)に「第9回マップ・リーダー(地図専門指導者)研修会」を日本地図センターで開催しましたのでご紹介します。

 この研修会では、1日の座学で額入りの認定書とマップ・リーダーのバッジを手にすることが出来ます。座学の内容は以下の通りでした。

.イダンス
地図学概論
C老楚泙竜格と図式
っ鰐召斑躓
ッ老楚泙瞭豹
Γ韮稗啌杵
地図と法律
特別講義

 特別講義では国の地図の作り手である国土地理院から“新しい地図作りの世界”をわかりやすく紹介していただいています。今回は、電子国土調整官から「地図に載せてつなぐ〜地理空間情報ライブラリーの公開〜」をお話いただきました。

 更に、「マップ・リーダー研修会」と同時進行で別途開催された「マップ・リーダー フォローアップ研修」では、水の都、江戸から東京に移り変わる人々の移動、物流の基幹として利用された水路・舟運を巡るコースの巡検を行いました。このフォローアップ研修会は、リーダーに認定された方を対象として、スキルアップを目的として実施しています。

フォローアップ研修のようす


 今回は、マップ・リーダー研修会が31名で、北海道から九州までの教員、会社員、地図愛好家の方々が参加されました。これまでに245名のマップ・リーダーが全国に誕生しています。
 受講者のアンケートには地図に関する業務に携わる者として、知っていなければならない基本的な内容でありながら、改めて気付かされる事が多く、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。」「新しい情報や知識が得られた。まだ自分で十分理解できていない部分もあるので、テキストやいただいた資料、研修内容で説明されたウェブなどを利用して補いたい。などの感想が寄せられました。


毎年、夏休みの期間を利用し開催しております。興味がおありの方は、日本地図センターのホームページにアクセスしてみてください。



jmcblog at 08:30 

2013年06月24日

 さる6月22日(土)、カンボジアの首都プノンペン市で開催されている国連教育科学文化機関(UNESCO)の第37回世界遺産委員会で、"Fujisan, sacred place and source of artistic inspiration"(『富士山―信仰の対象と芸術の源泉』)を世界文化遺産に登録することが決定されました。
11chizufes 第11回地図ふぇす、来週末の7月5日(金)から7日(日)にかけて、日本地図センタービル(東京都目黒区)2階で開催します。今回のテーマは、世界文化遺産「富士山」です。富士山に関連したいろいろな地図類を展示いたしますので、是非ご来場ください。

 さて、UNESCOから諮問された国際記念物遺跡会議(ICOMOS)では、三保松原(静岡市清水区)が「山体と一体ではない」として構成資産から除外を勧告されていましたが、第37回会議ではここも一括して登録が認められました。
 三保松原が、ICOMOS勧告で除外された経緯として「消波ブロックが景観を阻害している」旨の議論があり、地元でもブロックの撤去など性急な対応も取りざたされました。これに対し、長年にわたって富士山およびその周辺地域の研究をつづけてきた静岡大学の小山真人教授は、ご自身のTwitterなどを通して三保松原の景観について地形営力の観点から冷静な対応を呼びかけました。

 小山教授によると、三保松原のある半島・砂浜は砂嘴(さし)という地形で、沿岸流による土砂の移動と堆積で形成・維持されているそうです。その土砂の主な供給源は、南アルプスに広い流域を持ち静岡市の南西約10km付近駿河湾に注ぐ安倍川であり、地震や大雨によって上流で大規模な崩壊が起き、河口から大量の土砂が供給されるたびに、砂嘴が少しずつ成長してきたそうです。
 しかし、土砂崩れや洪水氾濫を防いで人の命をまもる砂防・治水工事の進展とともに、安倍川からの土砂供給が減った結果、三保松原では海岸侵食が相対的に勝るようになりました。国土交通省も安倍川の治水と三保松原との関係を砂防・治水対策の重要な課題ととらえており、消滅の危機にあった三保松原は、消波ブロックで辛うじて維持されているのが現状、ということです。

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 国土地理院の電子国土 / 色別標高図に加筆 

 文化庁の公表資料(PDF・258KB)によると、UNESCOの世界遺産リストへの正式登録は、第37回会議の最終審議日である6月26日(水)になる見込みとのことです。


 富士山、世界遺産へ (1)
 富士山、世界遺産へ (2)
 富士山、世界遺産へ (3)

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jmcblog at 18:40 

2013年05月24日

 地図・地理・地形が大好きなひとに向けた地図地理地形エンタメトークイベント「地図ナイト」。今回は「日本地図センターpresents 地図ナイト5〜飛び出せ3D!カシミール3D!大感謝祭!」と題して、3D、カシミール3Dの特集です!
 
 カシミール3D作者、DAN杉本さんを迎え、前回(地図ナイト4)でおなじみの“東京スリバチ学会”会長の皆川典久さん、そして“富士見研究家の山尾望”こと田代博さんという最高最強メンバーが集結し、地図センターから毎回参加の平井史生、小林政能も交えて、カシミール3Dや3D地図などについて熱く語り合います。そして毎回大盛り上がりの全員参加「ミニミニ地図地理地形検定」大会、今回も行います。

日時:2013年5月26日(日)18:00-20:30
会場:東京カルチャーカルチャー(東京都江東区青海1丁目3-11 Zepp Tokyo2F)
チケットはここから受付けています(2650円・先着順)。
参加者全員に「1:30,000山岳集成図“剱・立山”」が付きます。

  初夏の日の長い夕刻、台場の潮風で涼んだ後は、地図を肴に大いに盛り上がりましょう!


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jmcblog at 08:30 

2012年12月26日

 新年早々の2013(平成25)年1月6日(日)、ニフティ株式会社が運営する東京台場のライブハウス東京カルチャーカルチャーで、(一財)日本地図センターが協力し地図ナイト4・新年会「凸凹vsスリバチ!東京びみょ〜地形!が催されます。地図・地理・地形の大好きなひとたちが集まり、東京の微地形を肴に飲んだり食べたりしながら楽しく語り合います。

  地図や鉄道について多数の著書があり最近は東京凸凹地形案内を監修された今尾恵介さん、《東京スリバチ学会》の会長で凹凸を楽しむ 東京「スリバチ」地形散歩著者の皆川典久さん、地図センターの気象予報士・平井史生、地図センター研究員でエンタメ担当の小林政能が出演します。

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  17時に開場、17時30分にイベントを開始し、20時までの予定でたっぷり楽しみます。前売り券は、イープラスやファミリーマート店頭のファミリーポートで24時間受け付けています。ネット予約も可能です。お一人2,800円は一見高いようにみえますが、1:25,000デジタル標高地形図東京都区部」付き(当日開場で受け取り)です。

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TokyoCulCul
 ライブレポート
 
> 地図ナイト1 | 地図ナイト2



jmcblog at 18:00 

2012年12月16日

ご来場ありがとうございました!
第10回地図ふぇす


  2012(平成24)年も押しつまってきました。12月14日(金)から16日(日)にかけて、東京都目黒区にある日本地図センタービル2階で 地図ふぇす を催しました。

 (一財)日本地図センターは、東京都目黒区にある日本地図センタービルのご近所のひとたちとの交流の場として、年2回「地図ふぇす」を催しています。今回は第10回目。前回に続いて街道シリーズの2回目ということで、今回のテーマ(サブタイトル)は「地図で見る日本の五街道2 陸前浜街道から三陸浜街道へ」。

 お察しのとおり、本年10月13日から11月23日にかけて、東北地方太平洋岸を巡回した地図展2012の、いわばスピンオフ展示です。同地域を表示した江戸期の伊能中図、明治期の輯製20万分1、平成期の20万分1地勢図を揃えました。

 地図が好きな方、東北地方に興味のある方、地図展2012を見に行くチャンスを逃した方、地図カレンダーを入手されたい方、「地図ふぇす」にご来場ありがとうございました。

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jmcblog at 16:30 

2012年11月23日

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11月23日(金・

地図展2012三陸から浜通りへ、東北地方の32市町村35会場を1ヶ月と10日間かけて巡ってきました。本日、福島県双葉郡双葉町の埼玉支所( 旧埼玉県立騎西高校内)での展示を無事に終え、おかげさまで無事故で全日程を達成できました(⇒ 電子国土で会場位置を表示)。

東北地方の太平洋沿岸地域で日々の生活を築きつつある方々、遠隔地で長期避難生活をされている方々に、ふるさとの山河が描かれた伊能図〜明治〜昭和〜平成の地図をお見せしたく、それらの地図を積んだトラックが巡回しました。

ご多用中のところを地図展開催にご協力いただいた自治体の方々、そして会場に地図を見に来ていただいた皆様に、主催者より感謝申し上げます。

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jmcblog at 17:00 

2012年10月13日

 地図展史上初めての巡回展が、はじまりました。
 出発地の岩手県閉伊郡岩泉町、三陸鉄道小本駅に隣接したみらいにむけて商店街(→電子国土を表示)にて、2012(平成24)年10月13日、岩泉町教育委員会の三上教育長さん、国土地理院東北地方測量部の梶川部長さんほかご来賓の方々に立ち会っていただき、地図展2012の開会式が挙行されました。
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 伊能図はじめ、三陸沿岸の明治・大正から昭和及び平成の各時代の姿を表した地図を積んだトラックを移動会場としてこ、皆さまの街を訪れます。地図や郷土の歴史に興味がある方はぜひご来場ください。

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jmcblog at 16:00 

2012年10月12日

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 このトラックが皆さまの街を訪れます。

 地図展史上初めての巡回展が、いよいよ始まります。出発地は岩手県閉伊郡岩泉町、三陸鉄道小本駅に隣接したみらいにむけて商店街(→電子国土を表示です。

 当日10時から、岩泉町の教育長さんや国土地理院東北地方測量部の梶川部長さんほかご来賓の方々にも立ち会っていただき、地図展推進協議会主催の開会式を挙行いたします。

  みらいにむけて商店街は、東日本大震災の津波で被災した岩泉町小本地区に、昨年9月にオープンした共同仮設店舗です。駅に隣接した交通至便な場所に、食料品や家電、衣類など日用品を扱っている店舗が連なっています。

 三陸鉄道も昨年3月に津波で大きな被害を受けましたが、東北地方太平洋岸を走る路線としては早期に部分復旧し、北リアス線ではすでに宮古〜小本間、田野畑〜久慈間で平常どおり運行、また不通区間を結ぶ連絡バスも運行しています。

 伊能図はじめ、三陸沿岸の明治・大正から昭和及び平成の各時代の姿を表した地図を積んだトラックが、移動会場としてこれから各町村を訪問します。地図や郷土の歴史に興味がある方はぜひご来場ください。

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jmcblog at 08:30 

2012年10月01日

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 今年の地図展は、地図展史上初めての巡回展です。

 主催:地図展推進協議会*
 期間:2012(平成24)年10月13日(土)〜 11月23日(金)
 開催時間帯:10:00〜16:00
           (開催地によっては変更されることもあります)
  会場:32市町(35会場).スケジュールをご覧ください
  入場料:無料

 東日本大震災から1年半が経過し、復旧・復興が進む東北3県のなかで、津波被害が大きかった太平洋沿岸の市町を順次移動しながら開催します。

 移動図書館のようにトラックに展示物を載せ管理員とともに各市町を訪問し、県の教育委員会および地元自治体の協力を得て、公共施設や商業施設の駐車場等の一部を借用し、そこを会場として開催する展示会となります。

 二百年以上前に作られた伊能図はじめ、地元市町の明治・大正から昭和及び平成の各時代の姿を表した地図、第二次大戦終戦直後と昭和50年代の空中写真、さらに港や漁港を表した海図など、めずらしい地図も展示します。

 是非、ご来場ください。

 * 地図展推進協議会: (一財)日本地図センター(一社)全国測量設計業協会連合会(社)日本測量協会(社)地図協会(公財)日本測量調査技術協会(社)日本地図調製業協会(財)測量専門教育センター

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jmcblog at 16:00 

2012年02月01日

 地図展 日本橋と五街道、さる1月29日(日)に、ご好評のうちに全日程を終了いたしました。

 地図展では初めての仕切りのない公共空間での展示。多くの方々の目にとまる環境の一方で、展示物の管理等に若干の不安もありましたが、おかげさまで無事に会期を終えることができました。

 約1ヶ月の期間中に、約4万1千人の方々が足を止めて展示を見てくださいました。
 会場に来ていただいた皆様、デパートでの買い物や地下鉄の乗り換えの途上で展示を眺めていただいた皆様、何度も足を運んでいただいた皆様、ありがとうございました。

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床展示した空中写真をみている方々

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賑わう会場



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2012年01月19日


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 地図展が催されています。
 題して「地図展 日本橋と五街道」。
 会場は、東京〜というより日本の街道の起点、日本橋のすぐ傍、国道4号の地下歩道です。地下鉄三越前駅の地下通路と言ったほうが判りやすいかもしれません。このブログで前々回に紹介した「日本橋架橋100周年記念− 街道(みち)の数だけ日本がある−日本橋『日本百街道展』」と同じ会場です。
 「地図展」は、地図に親しんでもらおうと、毎年全国の主要都市で開催されています。今回の主催は地図展推進協議会、NPO法人全国街道交流会議名橋日本橋保存会です。会場に掲げられた「ごあいさつ」を以下に引用します。

・・・
 日本橋を起点にして、五街道が伸びています。五街道につながる道は全国津々浦々に通じています。日本橋は、全国各地とつながり、江戸幕府開府以来今日まで、多くの人や物が、日本橋から全国へ、全国から日本橋へ行き来してきました。江戸下町の中心地だった日本橋のまちは、今日も日本経済の中心地であり、ますますにぎやかなまちになっています。
 日本橋のまちは順風満帆のときばかりでなく、火災、震災、戦災の惨禍に痛めつけられたこともありました。それでも日本橋のまちは、その都度再生してきました。架橋後100年を経た重要文化財日本橋は、幾多の試練を乗り越えて生きてきたまちの風格を象徴しているようです。
 皆様には、江戸時代から今日までの日本橋のまちの姿を、地図を通して見ていただきたいと思います。地図を通して俯瞰する日本橋のまちのありのままの姿は、皆様に、本や街歩きで得るものとは違う、新たな発見や意外な面白さを感じていただけるのではないでしょうか。
 どうぞごゆっくりと、「地図展 日本橋と五街道」をご覧ください。

地図展推進協議会
NPO法人全国街道交流会議
名橋日本橋保存会
・・・

 展示は昨年12月末から行っていますが、開会式15日(木)に、国土地理院長、中央区 区長他約50名のご出席により執り行われました。

IMG_1844ps  地図展会場では、計16本の柱の周りに各々設けられたボード4面に、地図などのパネルを掲げ、一部の床面には日本橋周辺の空中写真を貼り付けてあります。半蔵門線改札寄りから銀座線改札に向かって「地図で見る日本橋」「地図で見る五街道」「海図で見る東京の海」「江戸東京の大災害」と4テーマに区画し、それぞれ江戸から現在までの地図類を展示しています。土曜・日曜には、銀座線改札寄りの一画で、地図類や関連書籍を販売します。

 
 会場周辺にも見どころがあります。
 先ず、なんといっても重要文化財日本橋。現在の石橋は、昨年に架橋100周年を迎えています。橋の中央部には、日本国道路元票があります。120113_144823
 伊能忠敬は、若き日の本業でも日本橋周辺をたびたび訪れているはずですが、晩年の住居兼「地図御用所」跡が日本橋茅場町二丁目にあります。
 街道の絵で有名な歌川広重の住居跡が京橋一丁目にあります。
 さらに、歩きでは少し遠いですが新川二丁目に、陸地測量部が日本水準原点の標高を得るために用いた荒川河口霊岸島量水標跡があり、現在は国土交通省関東地方整備局の河川観測施設となっています。

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1:10,000地形図「日本橋」の一部に加筆.

 
今回の地図展会場は、地下鉄銀座線と半蔵門線の乗換通路で、地図展では初めての仕切りのない公共空間での開催となり、会期も2011(平成23)年1229日(木)から2012(平成24)年129日(日)までと、地図展史上最長となっています。もちろん入場無料・予約不要です。通勤やショッピングの合間に気軽に、そして、もし気に入られたら何度でもご来場ください。

                         ☆ ☆ ☆

地図センターHome
 

日本橋周辺の散策に...
03-6 時層地図

書斎で詳しく調べたいとき...  
sokuryogenzu

    



jmctsuza at 10:00 

2012年01月13日

 
 「地図展」は、地図にもっと親しんでもらおうと、毎年全国の主要都市で開催されている地図の世界の一大イベントです。主催は地図展推進協議会、(NPO)全国街道交流会議、名橋「日本橋」保存会で、会場は東京地下鉄(メトロ)三越駅前コンコース銀座線・半蔵門線連絡通路(国道4号地下歩道/東京都中央区日本橋室町)です。地図展としては初めて仕切りのない公共空間での開催となります。昨年29日から開催中の『地図展 日本橋と五街道』オープニングセレモニーが2012(平成24)年1月5日(木)に国土交通省国土地理院長、中央区 区長他約50名のご出席により執り行われました。

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1月5日(木):オープニングセレモニー

【展示会場】
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 会場は東京地下鉄メトロ連絡通路という公共空間で開催しておりショッピング、お仕事がえりでも間に合いますのでご来場をお待ちしています。この地図展をご覧になって頂くと明日からちがった日本橋の風情が見えてくるかもしれません。

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2011年09月09日

日本橋架橋100周年記念
- 街道(みち)の数だけ日本がある- 日本橋『日本百街道展』開催中!

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NPO法人全国街道交流会議「街道交流首長会 」 は、名橋「日本橋」保存会、日本橋架橋100周年記念事業実行委員会と共催で、「-街道(みち)の数だけ日本がある- 日本橋『日本百街道展』」を、地下鉄( 東京メトロ)三越前駅の銀座線と半蔵門線との乗換通路 〜公式には東京都中央区日本橋室町の国道4号地下歩道で開催しています。

日本橋は、徳川家康公の初入府(1590)から13年後の慶長8年(1603)に架けられ、翌年慶長9年 (1604) に四代将軍家綱の代になって五街道の起点として定められました。日本橋はお江戸の街の中心であるばかりでなく、徳川幕府が関東平野に張り巡らした内陸水運のターミナルでもありました。今でも日本の道路網の起点であり、橋の中央に道路原標が設置されています。現在の石造り2連アーチの美しい橋は、いまや日本を代表する橋となっています。
  街道の起点である日本橋が現在の橋になって100周年を迎えるにあたり、街道景観の保全・活用や街道文化への関心を喚起することを目的とする展示の、スケジュールは次のとおりです。

「日本百街道展 特別展」8月20日(土)〜 9月21日(水)

「木曽中山道展」        9月23日(金)〜10月23日(日)

「因幡街道展 」        10月25日(火)〜11月24日(木)

「しずおか東海道展 」  11月26日(火)〜12月25日(日)

 
  優美なアーチを描く江戸時代に架けられた木橋は、歌川広重による「東海道五十三次之内 日本橋 」など、多くの絵画の題材にもなりました。日本橋川には、全国の物産が集まる河岸(かし)が多数立地し、当時の貨物輸送の主力だった全国の水運のネットワークがすべてここに繋がっていました。下総国香取郡佐原村で醸造業・河岸問屋を経営し、また村の役職も担っていた伊能三郎右衛門〜若き日の忠敬は、商用や佐原河岸の公認を巡る幕府との交渉などで、日本橋付近の河岸に何度も降り立ったはずです。
  江戸は火災の多い都市で、日本橋も何度も火事でやけ落ちその度に架けかえられてきました。明治44年(1911)、東京市の技師米元晋一(よねもとしんいち)の設計と大蔵省臨時建築部長の妻木頼黄(つまきよりなか)の監修による、橋長 27 間(約49m)、幅員15間(約27m)のルネッサンス式石造石拱橋が完成し、百年を経て現在に至っています。この間、関東大震災(1923)や戦災(1945)に遭いながらも、美しい姿を保ちつづけたのは奇跡としか思えません。

また、日本橋が国道4号(旧奥州街道)で東北地方に通じていることを踏まえ、「よみがえれ! みちのくの街道 」コーナーにて、奥州街道や岩手県陸前高田市から青森県八戸市まで三陸海岸の各地点を結ぶ三陸浜街道など、街道の歴史や風景を写真や史料で紹介し、この度の東日本大震災で被害を受けた道路やその復興状況も展示されています。これと併わせて震災復興を応援する「みちのく街道復興支援市」が毎週金、土、日に開かれ、東日本各地からの特産品などの販売応援がされることになっています。ちなみに開催日初日と二日目は、福島特産の桃の試食販売だったそうです。 今が旬の美味しい桃の購入には風評被害など考えない方が多く、「黄金桃」はちょっぴり酸味があり美味しく、「まどか」はあまくて大好評ということでした。こういうニュースを聞くと何だか嬉しくなりました。

会場は東京メトロ三越前駅の半蔵門線と同銀座線との乗換コンコースの一部となっています。日々お忙しい方も、通勤途上あるいは少し足を伸ばしてデパートでの買い物も兼ねて、お立ち寄りになってみてはいかがでしょうか。日本橋の街がちがって見えてくるかもしれません。

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jmchashi at 11:30 

2011年03月11日

 「地図展」は、地図にもっと親しんでもらおうと、毎年全国の主要都市で開催されている地図の世界の一大イベントです。第43回目は、東京都大田区の産業プラザPiO(京急蒲田駅徒歩3分)で、3月10日(木)から3月12日(土)まで「地図展in おおた」として催されています。サブタイトルとテーマは、「空から見た国際都市 大田 / 空から見よう、地図から知ろう、自分のウチ」です。
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                 3月10日(木) :オープニングセレモニー
 展示のみどころは、大田区全域1/2500最新航空写真(縦4.5m×横6.3m)と地図で見る大田の変遷6時期〔フランス式彩色地図(明治9〜19年)/明治後期の地図(明治39〜42年)/関東大震災直前(大正5〜10年)/昭和戦前期(昭和3〜11年)/高度成長期(昭和30〜35年)/10年前の地図(平成11〜17年)]の巨大フロア展示です。床面張り付けた地図や写真の上に乗って、日常目にしている景観とは違った上空から見下ろす視点で大田区をご覧いただき、街の歴史をたどることがでます。ご来場された皆様が、我が家や想い出の場所を確かめるべく、熱心にかがみ込んでご覧になっているのが印象的でした。
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 日本の地球観測衛星「だいち」が上空約700kmの軌道から取得した蒲田駅から羽田空港に至る付近の衛星画像にICタグを仕込み、ペン型センサで画像上の場所を指定し同じ場所の各種地図を表示する「時空ナビ」もあります。
 日本の技術を支えるものづくりの街大田、海苔の街大森、戦前期に英国のGarden Cityに着想を得て開発された田園調布、大正昭和初期に流行の発祥地であった蒲田など、時代を先取りしてきた街の変遷を地図・写真で展示したコーナーには、地元の皆様が集まって懐かしい思い出など語られていらっしゃいました。そして何と言っても昨年平成22年10月21日、羽田空港に国際線ターミナルが開業し、32年ぶりに本格的国際空港に復帰した羽田空港。明治時代の一大行楽地から「Made in Japan 羽田オンリーワン」をコンセプトに楽しさ満載の空港に生まれ変わり、日本の玄関口の国際空港に変貌しつつある羽田の変遷を紹介するコーナーもあります。
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 本日11日(金)18時〜19時30分には、大田区観光協会の栗原洋三氏らによるパネルディスカッション「地図で楽しむ大田の観光」があります。お仕事帰りでも間に合いますので、ご来場をお待ちしています。12日(土)10時30分〜12時には地図研究家の今尾恵介氏による「地図でたどる蒲田・羽田の鉄道」、13時30分〜15時には地図研究家の清水靖夫氏による「五千分一東京図には何が描いてあるか」の講演があります。
http://www.jmc.or.jp/event/chizuten_ota/kouen.pdf

◆先着700名様にプレゼント
毎日先着700名様に『東京都内バス・ルートあんない』((財)国土地理協会編)を、ご来場者全員に「500万分1日本とその周辺」図柄のクリアファイルをプレゼントいたします。地図愛好家なら是非とも欲しい商品を“ご来場記念としてプレゼント”します。地図が大好きな人は、大田区産業プラザへ集合!
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左:「東京都内バス・ルートあんない」 右:「500万分1日本とその周辺」クリアファイル

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