2014年11月13日

出前地図教室 in 渋谷区立代々木小学校

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 本年9月中旬になりますが、渋谷区立代々木小学校にて、3年生を対象とした出前地図教室を実施しました。
 土曜日の保護者参観日に、1コマ目は児童だけで地図記号クイズを、2コマ目は親子でオリジナル地図マップ作成を行いました。

 地図記号クイズは、グループ対抗戦で行い、優勝チームにはささやかな景品を用意しました。なるべくグループごとに成績差がつくように難しい問題を用意したつもりでしたが、意外と正答率が高く、小学生の地図記号に対する知識の多さに驚きました。
 小中学校、交番、風車、保健所、発電所、煙突、消防署、裁判所、図書館、官公署の10個の地図記号を出題しました。正答率が低かったのは、裁判所と官公署くらいで、それ以外は、ほとんどのグループが正しく地図記号の名前を答えることができました。事前に行った先生とのミーティングでは、地図記号は4〜5個くらいしか教えていないとのことでしたが、これほど正答率が良いのは家で勉強したり、塾で習ったりするお子様が多いのだと思います。
 渋谷区のオリジナルマップ作成は、親子で作業を行いました。これは、当センターで実施している「夏休み地図教室」での内容を渋谷区バージョンにしたものです。最初に、国土地理院2万5千分1地形図から好きな地図記号を探し、マークをつけます。その次に、渋谷区の区境をトレーシングペーパーに写し取り、マークを付けた地図記号も書き込み、オリジナルマップが完成するという作業です。
 神社や寺院、病院、交番など、生活に馴染みがある地図記号が選ばれていました。お父さん、お母さんと一緒に相談しながら進めている姿が、とても印象に残りました。
 夏休み地図教室では主に地図好きのお子様が参加しますが、出前授業では必ずしも全員が地図好きという訳ではありません。しかし、少しの工夫と導入の仕方、手助けによって、興味をもってくれるようになるということが、今回の出前授業から分かりました。(U)



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