2013年10月16日
地図モチーフの面白グッズ
地図は見ているだけで面白い。ならば魅せるデザインにも成り得るのでは? そう思って少しだけ意識して地図グッズを探してみるとたくさんの地図モチーフの商品が見つかります。
わかりやすいものから行くとまずは電車関係。東京メトロが本体の取っ手を引っ張ると、地下鉄路線図が巻物のように取り出せるようになった“インフォボ−ルペン”これは渋谷と池袋をつなぐ副都心線の開業1周年を記念して出した「オフィスグッズシリーズ」の一つで、10000系車両のフロントがキャップとなっています。また、何気ないものが実は地図というものもあります。たとえば一見すると代わり映えのないネクタイが実は裏を返すと地下鉄の路線図が描かれているものもあります。これで出先での乗り換えも困らない!?
手前味噌ですが、(一財)日本地図センターでも地図地理検定の地図のマークのTシャツ、地図記号手ぬぐい、世界地図扇子などをネット販売しています。
そのほか、海図を再利用したレターセット、京都の地図が描かれた無印良品のハンカチもあります。このハンカチは現在は販売が終わってしまいましたが、京都の他にパリやニューヨークなどの都市が大判のハンカチに描かれていました。変わったものとして、スイスのトラックの幌をリサイクルしている鞄(FREITAG)でも地図柄は見つかります(私物)。トラックの幌のデザインにも地図を使用する会社がある、ということの裏づけでもあります。
地図は情報としてのツールであるとともに、人に見せる/魅せるものでもあります。いかにも地図らしいものから、「え、これも地図なの?」というものまで。地図の世界は奥深いですが、入り口はとても身近なところに溢れ、万人に開かれています。