2013年09月11日

国の形を表した国旗、県の形を表した県旗

 国連の旗が北極方向から見た世界地図を描いていることは誰でもご存じだと思いますが、国の形をモチーフにした国旗があります。それは地中海の東部にあり、トルコ共和国の南部に位置する“キプロス共和国”の国旗です。
国連の旗キプロスの国旗
 国土のキプロス島の形が黄色でデザインされています。この黄色は、キプロス特産の銅を表し、下の葉はオリーブの枝であり、民族の平和を表しているそうです。ただし、1975年以降北部は北キプロス・トルコ共和国に実質分断されており、違う国旗が使用されています。

 県の形をモチーフにして表した県旗は、青森県旗、静岡県旗と鹿児島県旗の3旗あります。
青森県旗静岡県旗鹿児島県旗
 青森県旗は、特徴的な県土の形を図案化したもので、県旗の配色は地色の白が無限に広がる宇宙世界、県章の緑が躍進発展してやまない希望と未来を表現している、とのことです。
 静岡県旗は、富士山と伊豆半島・駿河湾・御前崎を特徴的にデフォルメして県土を図案化したもので、県旗の配色は地色の青が果てしなく広がる大空と太平洋を、オレンジ色の富士山と県土は明るい陽光と県民の情熱・団結を表している、とのことです。
 鹿児島県旗は、薩摩半島と大隅半島を円形に図案化し、県の象徴とされる桜島を中央の赤い丸で表している、とのことです。なお志布志湾に当たる部分がほんの少し凹んでいるのがわかります。

(参考:Wikipedia)



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