2010年11月12日

『“大回り乗車”を計画してみる』


 電車の経路を図化した「路線図」。 これを“地図”とみるかこんなのは“地図ではない”とみるかは人によって意見の分かれるところでしょう。 個人的には主題図の一種としてみていますが、それと同時に “すごろく盤”にみえてしまうのは私だけでしょうか? 通勤でJRを利用しているのですが、改めて路線図を見てみると毎日通っているところ以外は乗ったことがない路線ばかりです。出発駅と到着駅を勝手に設定し、いろんな経路を頭の中で考えてみては満員電車の中で時間つぶし( 現実逃避?)をよくしています。ふと、“大回り乗車”の話を思い出しました。 『東京・大阪・福岡・新潟の定められた近郊区間内のみを乗車する場合、経路を重複せず、同じ駅を通らない限り、どんな経路を通っても一番安い経路の運賃で乗車できる』という、JRの運賃計算の特例ルールを利用すれば、一つ隣りの駅に行くのにくるーっと遠回りしても一駅分の運賃で済むという乗り方のことです。せっかくだから実際に計画してみよう!

 まず、JRの路線図を用意し、 大阪近郊区間を確認。その範囲で一番大きく回れる“北は琵琶湖、南は和歌山まで”の経路を考えました。そして、出発駅と到着駅を大阪の天王寺駅とその一駅お隣の新今宮駅に設定しました。

次に時刻表を用意。新今宮駅から時計回りで回る場合と逆に天王寺駅から反時計回りに回る場合、2パターンを考えて、旅行計画を練り始めました。一日で回りきらなければならないのは当然ですが、車窓からの景色が見えなければつまらないのでできるだけ外が明るいうちに回りたい。11月初旬の日入時間を調べると17時前後でした。17時半くらいにはゴールできるような時間から逆算して時刻表を調べます。インターネットの時刻表検索で調べてみてから冊子版の時刻表で確認。そうすると2パターンとも715分前後に出発して18時前後に到着できることが分かりました。少しだけ考えた結果、大阪市内に入ってからはお日様が沈んでも景色はまあまあ大丈夫だろうということで、天王寺発の反時計回りの経路を選択しました。

かくして、天王寺を714分に出発して、阪和線−和歌山線−万葉まほろば線(桜井線)−大和路線(関西本線)−関西本線−草津線−琵琶湖線(東海道本線)−北陸本線−湖西線−京都線(東海道本線)−大阪環状線を経由して新今宮に1757分に到着する旅行計画が無事に完成!

 ここまできてもう十分旅行気分は満たされたのですが、せっかくなので地図を広げ、線路をたどって机上旅行を楽しみました。

04 第 2 回添付画像(4)













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jmcyosh at 08:45 
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