2009年10月30日

地形図を読むワザ(7)


   地形図は、「見るもの」でなく「読むもの」と言われますが、とはいっても一見して無味乾燥な地形図は、特定の目的をもった観光ガイドマップや繁華街のショッピング地図のようには親しめないと聞きます。地形図を読むポイントとは何でしょう。
(1)地形図に親しむ
  地形図には、実に多くの情報が描かれて詰まっています。地図に親しむ習慣を身につけて、地図から知識の輪を広げてはどうでしょうか。 例えば、テレビや新聞にでてくる町の名前は、まず地図帳で知ることができます。さらに、一歩進めてそこがどんな自然環境にあるのか、 土地利用は、などを知りたいときに、地形図は最適です。
 
(2)地形図を読む近道は、図式(地形図の凡例の記号)を理解する
  地形図の情報は(ほとんど)記号化されています。まず地図記号を理解することが、 地形図を読みこなすための第一歩になります。当センターの「地形図の手引き(五訂版)」、「地形図図式画報(4)」、月刊「地図中心/通巻400(特集地図記号400)」を参考書にどうぞ。

   地形図図式画報(第4版)
           「地図中心」 通巻400号
13 図式画報 15 地図記号400特集
(3)旅行に出かける前には、必ず目的地の地図を眺め、現地を想像する
  自分流に地形や植生、地名、集落の配置等から景色をイメージしてみてください。

(4)事前にイメージした景観を確認する
   地形図に表現されたことと実際を対比して、事前に想像した景観はどうであったかなどを確かめることは、 読図名人への近道です。 

(5)最初はなるべく縮尺の大きい地図(1万分1地形図など)から始める
  縮尺の大きい地図の方が、 実際の場所と地形図が一致しやすいと思います。慣れてきたら、徐々に縮尺の小さな地図に進むことをおすすめします。具体的には、街中の探検には1万分1地形図、登山 ・ハイキングや自然観察には2万5千分1〜 5万分1地形図が適当と考えられます。


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