2018年05月

2018年05月28日

【目次】
■ニュース
★東京地学協会春季講演会「地球科学情報の多様な表現方法」
★新宿歴史博物館所蔵資料展「写真展「天空から見た新宿風景」−鳥のように空から新宿の街を眺めたら−」
■地図中心5月号・通巻548号:特集「なみじゃない杉並区」(5/10発行)
■2万5千分1地形図、5月新刊の見所!「麻績(おみ)」(長野14-3)
■お知らせ
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【内容】
■ニュース
★「測量の日」特別企画〜遊んで学んで地図と測量の世界2018〜
 日時:6/03(日) 9:30-16:30、入場:無料
 会場:国土地理院「地図と測量の科学館」(つくば市北郷1)
 内容:国土地理院が提供している様々な地理空間情報をわかりやすく紹介するとともに、子どもから大人まで楽しみながら地図と測量に関する体験ができます。
「伊能忠敬」の没後200年記念ミニ展示、「重力って何?」と題して、重力観測施設(重力棟)を初公開。伊能忠敬の測量やドローンの測量についての講演。
▼案内パンフレット
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★第47回国土地理院報告会
 日時:6/6(水)10:00-15:35、入場:無料(要事前申込)
 会場:日経ホール(千代田区大手町1-3-7 日経ビル3階)
 内容:特別講演「地球の真の姿を求めて ドイツ文学者から見た近代測量の歴史」石原あえか(東京大学大学院総合文化研究科教授)、国土地理院からの報告
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★第30回「測量の日」記念 −地図と測量のミニフェスタ−
 日時:6/2(土) 9:00-16:00、入場:無料(科学館の展示は有料)
 会場:スリーエム仙台市科学館(仙台市青葉区台原森林公園4-1)
 内容:測量・地図に関するパネル等の展示及び測量体験
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★「くらしと測量・地図」展
 期間:6/06(水)〜08(金) 10:00-19:00(8日は17:00まで)、入場:無料
 会場:新宿駅西口イベントコーナー(新宿区西新宿一丁目西口地下街1号)
 内容:「明治150年からみえる、測量と地図のあゆみ」をテーマに明治期から今日における測量器機、測量施設、地図等を紹介
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★「測量の日」記念講演会
 日時:6/6(水)13:00-16:40、入場:無料
 会場:静岡県男女共同参画センター「あざれあ」(静岡市駿河区馬淵1-17-1)
 定員:350名
 講演:
 「減災から防災社会へ」静岡大学防災総合センター長 岩田孝仁氏
 「女性技術者を増やそう!−ドボジョ、ソクジョの働き方を考える−」(一社)土木技術者女性の会運営委員、鹿島建設(株)土木管理本部土木企画部ダイバーシティ推進担当部長 須田久美子氏
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★「測量の日」記念フェア2018
 日時:6/7(木)12:00-17:00、入場:無料
 会場:大阪合同庁舎第4号館2階(大阪市中央区大手前4-1-76)
 内容:第22回近畿地方測量技術発表会(要事前申込)、パネル展、測量機器・システム展
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■地図中心5月号・通巻548号:特集「なみじゃない杉並区」(5/10発行)
区の名称である「杉並」とは、分かったようで分からない名前である。
誰しもが漠然と、「杉並木でもあったのか」という具合に考えるのではなかろうか。
結論から言えば「そのとおり」である。そういうつもりで杉並区役所を訪れると、大正時代に撮影された高井戸の大きな杉並木の写真が展示されている。
なるほど、やはり杉並木があったのか。
しかし、杉並区内に「杉並」という地名は、現在残っていない。
おもえば近隣区をみわたすと、練馬・世田谷・渋谷・新宿・中野、すべて行政地名として残っていたり、駅の名前に残っていたりする。
ではこの「杉並」はどこにあったのか。実は高井戸ではなく、青梅街道筋、まさに現在の杉並区役所のあたりが、かつて「杉並」と呼ばれていた地域だったのである。
<中略>
「杉並」という地名の伝承とその範囲には、まだまだ謎が多く残されている。
わかっている真実は、「明治時代はじめ頃には立派な杉並木があり、“杉並”と呼ばれていた」ということだけだ。
今後、新たな史料の登場によっては、今述べてきたことも簡単に覆る可能性も秘めている。
そんな魅力(?)が、「杉並区」にはあるのかもしれない。
◇5月号特集内「「杉並区」地名の由来と場所を探る」(駒見敬祐)より
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■2万5千分1地形図、5月新刊の見所!
JR篠ノ井線姨捨山駅は標高551mの山の中腹に位置し、全国でも数少ないスイッチバック方式を擁する駅です。
ホームから見下ろす善光寺平は、根室本線の狩勝峠(現在はルート変更により廃止)、肥薩線の矢岳駅と共に日本三大車窓の1つに数えられます。
日本経済新聞社2007年アンケート「足を延ばして訪れて見たい駅」で全国第2位にランクされました。
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地図中心 

2018年05月21日

【目次】
■ニュース
★東洋文庫ミュージアム企画展「ハワイと南の島々」
★東京地学協会伊能忠敬没後200年記念講演会「薩摩と伊能忠敬」
■地図中心5月号・通巻548号:特集「なみじゃない杉並区」(5/10発行)
■2万5千分1地形図、5月新刊の見所!「佐野」(宇都宮7-3)
■5月1日新刊、2万5千分1地形図(柾判多色):35面
■お知らせ
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【内容】
■ニュース
★東洋文庫ミュージアム企画展「ハワイと南の島々」
 期間:〜5/27(日) 10:00-19:00(休:火・祝の場合は翌平)
 料金:一般:900円,65歳以上:800円,大学生:700円,中・高校生:600円,小学生:290円
 会場:東洋文庫ミュージアム(文京区本駒込2-28-21,03-3942-0280)
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★東京地学協会伊能忠敬没後200年記念講演会「薩摩と伊能忠敬」
 日時:6/3(日) 13:00-17:35、料金:無料、申込:不要(どなたでも)
 場所:鹿児島市中央公民館ホール(鹿児島市山下町5-9)
 講演:星埜由尚(東京地学協会副会長・元国土地理院長)、鮫島安豊(種子島開発総合センター鉄砲館参与)、松尾千歳(尚古集成館館長)、原口泉(志學館大学教授・鹿児島県立図書館長)八島邦夫(元海上保安庁海洋情報部長)
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■地図中心5月号・通巻548号:特集「なみじゃない杉並区」(5/10発行)
この「杉並マニアック散歩」とは杉並区内の「暗渠」、「特徴的な地形」、「境界」などを地域資源と捉え、古地図や古新聞を手に散歩するという楽しみ方である。
このヒントをきっかけに、これまで「暗渠」、「マンホール」、「境界」、「古道」、「飲み屋街」、「銭湯」、「ラーメン」、「建築」、「屋敷林」等、少々マニアックと思えるような分野も含め様々な分野の専門家をお招きし、その専門領域と紐づけた形で杉並区のまちの面白さを存分に語っていただくシンポジウム(トークショー)を開催してきた。
これまで計5回開催し、会場が満員になることも多く、アンケート結果からも平均して約9割5分の方々から高い評価をいただく等、杉並区のまちの魅力を今までとは異なるアプローチで発信してきた
◇5月号特集内「なみじゃない杉並区」(田森亮)より
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■2万5千分1地形図、5月新刊の見所!
JR両毛線に4月1日、新駅「あしかがフラワーパーク駅」(足利市迫間町)が開業し、それと同時に地形図が刊行されました。栃木県内のJR新駅としては東北線「自治医大駅」(下野市医大前)以来35年ぶりになります。年間150万人が訪れる人気観光施設「あしかがフラワーパーク」西口ゲートまで徒歩1分で、足利市の観光振興や交通渋滞の緩和につながると期待されています
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■5月1日新刊、2万5千分1地形図(柾判多色):35面
幌満(ほろまん),浦河,石狩,温川(ぬるかわ),本荘,仙台東北部,仙台東南部,佐野,
神津島,信濃中条,稲荷山,麻績(おみ),千浜,高府,夏厩(なつまや),二間手,袋井,横道,
小牧,宇治,淀,西宮,和気,郡家(ぐんげ),牟岐(むぎ),阿毘縁(あびれ),横田,下横田,
五色台,稗原,来栖野,宿毛,結出(ゆいで),網津,嵯峨ノ島
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地図中心 

2018年05月14日

【目次】
■地図中心5月号・通巻548号:特集「なみじゃない杉並区」(5/10発行)
■ニュース
★千葉県立中央博物館企画展示「あなたの街と自然災害」
★島根県立古代出雲歴史博物館企画展「隠岐の黒曜石」
■5月1日新刊、2万5千分1地形図(柾判多色):35面
■お知らせ
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【内容】
■地図中心5月号・通巻548号:特集「なみじゃない杉並区」(5/10発行)
http://net.jmc.or.jp/books_map_chizuchushin.html
東京都杉並区ってご存知ですか?
東京23区西部、人口・約56万人、5路線18駅があり、新宿駅・渋谷駅に至便です。2014(平成26)年には、杉並ナンバーが導入されています。
でも、このような数字などからでは、杉並区の本当のイメージは伝わって来ないかと思います。
「なみじゃない杉並区」の本当の魅力はなんでしょう。地図で杉並区を訪ねてみましょう!
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■ニュース
★千葉県立中央博物館企画展示「あなたの街と自然災害」
http://www2.chiba-muse.or.jp/?page_id=1113
 期間:〜5/27(日) 9:00-16:30(休:月・祝日の場合は翌日)
 料金:一般:500円,高・大学生:250円,中学生以下・65歳以上:無料
 会場:千葉県立中央博物館(千葉市中央区青葉町955-2,043-265-3776)
☆自然誌シンポジウム「大地の成り立ちを調べ、未来に備える」
 日時:5/26(土) 10:00〜16:00
 定員:150名、参加無料、当日先着順
 会場:千葉県立中央博物館1階講堂
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★島根県立古代出雲歴史博物館企画展「隠岐の黒曜石」
https://www.izm.ed.jp/cms/cms.php?mode=v&id=338
 期間:〜5/16(水) 9:30-18:00(休:4/17)
 料金:一般:700円、大学生:400円、小中高校生:200円
 会場:島根県立古代出雲歴史博物館(出雲市大社町杵築東99-4,0853-53-8600)
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■5月1日新刊、2万5千分1地形図(柾判多色):35面
幌満(ほろまん),浦河,石狩,温川(ぬるかわ),本荘,仙台東北部,仙台東南部,佐野,
神津島,信濃中条,稲荷山,麻績(おみ),千浜,高府,夏厩(なつまや),二間手,袋井,横道,
小牧,宇治,淀,西宮,和気,郡家(ぐんげ),牟岐(むぎ),阿毘縁(あびれ),横田,下横田,
五色台,稗原,来栖野,宿毛,結出(ゆいで),網津,嵯峨ノ島
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■「メール地図中心」の配信解除は、こちらをクリックしてください。
https://b.bme.jp/bm/p/f/s.php?id=j_map_c&mail=ksuzuki%40jmc.or.jp&no=1955
*内容の一部または全部を無断転載することは禁止されています。
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地図中心 

2018年05月01日

【目次】
■ニュース
★「100万分1日本」の新版が刊行されました。
★埼玉県立川の博物館平成29年度春期企画展「荒川・利根川・多摩川の石くらべ」
★中山道広重美術館春季特別企画展「浮世絵諸国探訪」
★江戸東京博物館「NHKスペシャル関連企画「大江戸」展」
★釧路市立博物館企画展「北加伊道・松浦武四郎のエゾ地探検」
■地図中心4月号・通巻547号:特集「忠敬の日々」(4/10発行)
■2万5千分1地形図、4月新刊の見所!「指宿」(開聞岳5-2)
■お知らせ
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【内容】
■ニュース
★「100万分1日本」の新版が刊行されました。
http://net.jmc.or.jp/map_aerialphotograph_map_map1m.html
「100万分1日本」は、日本全土をI・II・IIIの3面でカバーした地図で、正角割円錐図法(2標準緯線)で描かれています。
前回修正(平成22年8月1日)以降の経年変化を反映させた新版が刊行されました。
主な修正事項は下記。
鉄道関係=九州新幹線、北陸新幹線、北海道新幹線、廃線等。
道路関係=圏央道、新東名高速道路等及び国道全般。
標高数値=三角点の標高改訂に伴う箇所。
市制=宮城県富谷町→富谷市、岩手県滝沢村→滝沢市、他(長久手・野々市・大網白浜・白岡が町から市へ)。
四六判(78.8×109.1cm)、9色刷、各823円(税込)
購入は全国の地図販売店または日本地図センター通信販売(http://net.jmc.or.jp/)等をご利用下さい。
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★埼玉県立川の博物館平成29年度春期企画展「荒川・利根川・多摩川の石くらべ」
http://www.river-museum.jp/exhibition/plan/29-2.html
 期間:〜5/06(日) 9:00-17:00(休:月・ゴールデンウィーク期間中は開館)
 料金:一般:410円、大学生・高校生:200円、中学生以下:無料
 会場:埼玉県立川の博物館(寄居町小園39,048-581-7333)
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★中山道広重美術館春季特別企画展「浮世絵諸国探訪」
https://hiroshige-ena.jp/exhibitions/20180405
 期間:前期:〜5/06(日),後期:5/10(木)〜6/10(日) 9:30-17:00(休:月(祝日を除く),祝翌日)
 料金:大人:820円、18歳以下:無料
 会場:中山道広重美術館(恵那市大井町176-1,0573-20-0522)
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★江戸東京博物館「NHKスペシャル関連企画「大江戸」展」
https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
 期間:〜5/13(日) 9:30-17:30(土:-19:30)(休:4/9,16,23、5/7)
 料金:一般:600円、大学生・専門学校生:480円、高校生・中学生(都外)・65歳以上:300円、中学生(都内)・小学生以下:無料
 会場:江戸東京博物館(墨田区横網1-4-1,03-3626-9974)
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★釧路市立博物館企画展「北加伊道・松浦武四郎のエゾ地探検」関屋敏隆 絵本原画展
 期間:〜6/03(日) 9:30-17:00(休:月,4/30開館,5/01休館)
 料金:無料
 会場:釧路市立博物館マンモスホール(釧路市春湖台1-7,0154-41-5809)
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■地図中心4月号・通巻547号:特集「忠敬の日々」(4/10発行)
http://net.jmc.or.jp/books_map_chizuchushin.html
伊能中図(1/216,000)には富士山への見通し線が記入されている。その本数は版によって異なる。
私が今回使用したのはネット上に公開されている徳島大学図書館蔵「沿海地図 上(中図、関東・中部地方)」で28本ある。
ほかにイヴ・ペイレ氏旧蔵の通称「フランス中図」では39本もある。
そのほか、国土地理院蔵版で35本、成田山仏教図書館蔵版で36本、日本学士院蔵版で38本、天理図書館蔵版で35本、学習院大学蔵版で28本、イタリア地理学協会蔵版で28本などとなっている。
◇4月号特集内「伊能図中図(徳島大学蔵)における富士山への見通し線」(野上道男)より
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■2万5千分1地形図、4月新刊の見所!
「指宿」(開聞岳5-2)
薩摩半島の南端近くにある山川(やまがわ)湾は、約5000年前に出現した山川マールと呼ばれるマグマ水蒸気爆発による火山地形です。湾の北側、西側、南側は急峻な火口壁の名残りです。東側の火口壁は崩れて海水が流入、南側から砂嘴が伸びて、現在の湾になりました。
港に適したその地形から、中世以降は貿易港として賑わい、1609(慶長14)年の琉球出兵に際しては薩摩藩の船団が山川港に集結しました。明治以降は沿岸漁業の基地となっています。
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jmcblog at 07:52 
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