2010年01月
2010年01月22日
地形図の愛好者、とくに山登りをする人にはお馴染みの記号です。図式では標高点、英語では“spot heigt”または“spot elevation”と言います。原則的には、自然地形の標高を示すもので、山頂のほか峠、谷の出合いの地点、広い谷底、尾根の傾斜変換点、道路の分岐点など地形を表現するために必要な地点の標高を表したものです。
標高点には、標石のあるもの(標高値が0.1m単位)と標石のないもの(１m単位)があります。前者は、４等三角点や公共測量の基準点で、後者は、現地の測定点測量や室内の空中三角測量で決めたものですが、多くは空中写真を図化する際に読み取った数値を標高点としています。
一般には、昔の５万分１地形図以来の“独立標高点”または省略して“独標”の呼び名で知られていますが、地点名として記載されたものもあります。２万５千分１地形図「穂高岳」の“西穂独標(2,701m)”や同「槍ケ岳」の北鎌尾根上の“独標(2,899m)”は登山愛好家には広く知られています。また、日本一高い標高点には富士山頂の火口底の3,535m、低い方では東京都、大阪府、名古屋市西方、秋田県の大潟村(八郎潟干拓地)などの0m地帯にマイナスの標高点があります。
(問16） 色を使って地区ごとの質的な違いを表現するには、色の何の違いを用いたらよいのでしょうか。 最も適当なものを、次の� 銑い里Δ舛�ら一つ選んでください。
��明度の違い �⊃Я蠅琉磴� ��彩度の違い ��透明度の違い
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正解は��
他の条件が同じであるとき、明度、彩度、透明度は、序列や量的な性質を暗示するため、質的な違いを表すときは、赤、青、緑、黄といった色相の違いを用いるのが、地図の原則です。
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2010年01月15日
冒頭に登場するのは、江川氏が散歩中にみつけた不思議な小さな階段。さて、この階段は一体何なのか…？彼はここから数学、文学、歴史、地理へ次々と視点を変えながら思考をめぐらせ、現在と過去を地図でリンクさせた楽しい散歩地図を描いていきます。地図が好きな方にも、また地図が苦手な方にも漫画を通じて地図に親しんでいただけることでしょう。次号以降もどうぞお楽しみに。
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(問15） 関係市区町村の間で行政界の見解が相違する場合、 地形図上ではどのように取り扱っているでしょうか。正しいものを、次の� 銑い里Δ舛�ら一つ選んでください。
�� その部分の行政界を表示しない。
�� それぞれが主張する行政界をそのまま表示する。
�� それぞれが主張する行政界の中間線を表示する。
�� 国土地理院が正しいと判断した行政界を表示する。
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