2009年08月20日

 

  人の歩く速度は、1分間に約70mが一般的な速さで、時速4kmが基準になっています。では、人が平均時速4km歩くとしたら、1/25,000の地形図上では1時間に何cm 進めるでしょうか? 答えは、16cmです。1/50,000地形図なら8cm となります。

03 散歩  ところで、昨今の車社会では時速60km くらいがあたり前の移動速度で、時速4km で歩く速度では何か時代から取り残されるような気がしますが、どうでしょうか。確かに速度が上がれば便利ですが、細かく観察する機会は少なくなります。車では珍しいものを見つけてもすぐ遠ざかり、結局は駐車場周辺の景色に限られてしまいます。とは言っても車窓から眺める景色には感激もしますが、ゆっくりと観察となると徒歩に限ります。

  移動速度は地図の縮尺に関係します。ドライブには1/100,000〜1/200,000の縮尺で、自転車なら1/50,000〜1/25,000地形図が適当だと思います。登山・ハイキングや自然観察には、1/25,000地形図が主流です。街の散策には1/10,000地形図が最適で、また1軒ずつの家を探すのは、縮尺の大きい市街図か住宅地図を使うのがよいと思います。                           地図センターHOMEへ                           






                 

                   
                                                            
     
     



(問2) 伊能忠敬は、「人生を二度生きた巨人」 とも呼ばれていますが、伊能忠敬が佐原から江戸へ移住し、幕府天文方となる高橋至時に入門したのは、何歳のときでしょうか。 正しいものを、次の 銑い里Δ舛ら一つ選んでください。


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歳   40歳  50歳  60

解答と解説はこちら


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正解は

伊能忠敬は、1745年上総国小関村(千葉県九十九里町)で誕生。 1762年佐原村の伊能家の婿養子となり、運送業、米の売買業、酒造業などを営んだ後、179449歳で家督を長男に譲り隠居しました。翌179550歳の時、江戸深川黒江町(江東区門前仲町)に移り住み、天文学者高橋至時 (たかはしよしとき) の門を叩き念願の弟子となりました。
  1800年の第 1 次測量から1816年の第10次測量を経て、「大日本沿海輿地全図」の作成に取り掛かりましたが、181873歳の時、八丁堀亀島町で病没。「大日本沿海輿地全図」は、1821年に完成し、幕府に上呈されました。

02 大日本沿岸輿地全図









http://www.ndl.go.jp/exhibit/50/html/catalog/c072.html

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 都道府県の行政界は未確定の場所も多いですが、確定された場所でも不思議なところがあります。

 山形県、福島県、新潟県の境界は不思議な場所の一つです。
福島県の三国岳付近から北北西に県境が続き、飯豊山神社を過ぎるまで細長い道のようになっています。

                   福島県三国岳付近(電子国土)
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                             電子国土より
  電子国土では線や面の色分けができるので、三県を色分けするとはっきりわかるので、試してみると面白いかもしれません。
2万5千分1地形図だと「飯豊山」と「大日岳」付近なので、紙で確認するとわかりやすいと思います。


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jmceki at 10:30 
商品紹介 

2009年08月14日

   残暑お見舞い申し上げます。
今年は雨の多い日が続きましたが、東京はようやく夏らしい天気になってまいりました。8月号は、この暑さを吹き飛ばすような北極特集をお送りします。                         
  冷たい氷の海を越えて、人類が初めて北極点に到達したのは今からたった100年前のこと。多くの探検家が北極を目指し、そして不帰の客となった探検家も少なくありません。それでも科学技術の進歩とともに、北極の姿が地図に表現され始め、自然環境も少しずつ解明されてきました。 
未知なる部分が多い北極ですが、北極をフィールドにしている科学者達がわかりやすくご紹介します。

   ほか、今月の「絵葉書の地図コレクション」はウォーリーを探せ!のアムステルダム版!MEIJI-YA TOKYOのほか、あの雑多なイラストのなかにLevi's、エスプリ、ミイラ男、マクドナルドなどなど皆さんご存知のお店や人物が沢山描かれています(MEIJI-YA TOKYOが一番見つけにくい?)。暑い暑い夏の夜、団扇と虫眼鏡を片手にじっくりお楽しみください(見つからなくて気になる方は、ご連絡いただければお教えします)。

来月、9月号の特集は「伊勢湾台風50年」(仮)を予定しています。どうぞお楽しみに。


地図中心8月号cover












http://www.jmc.or.jp/book/mapcenter/index.html

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